食料品を選ぶとき、『国産』『〇〇県産』というラベルについ目を引かれるという方は少なくありません。
多くの場合、外国産や生産者のわからないものよりも価格が高めに設定されていますが、それでも生産地や作り手が明確な商品を手に取るのは、単に食材を買うのではなく、“安心”を購入しているから。
この考え方は、住まいづくりにも通じる部分があります。
家の空気は、使用される木材や建材によって形成され、その空気は私たちの体内に入ります。出所の不明確な木材よりも、福井県で育った木を使用したいと考えるのは自然なことですよね。それが家族の健康、安心につながるのですから。
2021年のウッドショック以降、国産材を使用する住宅会社が増加したといいます。
林業関係者によると、一時的に国産材の価格も上昇したそうですが、これは一時的な現象に過ぎませんでした。今は、多くの住宅会社が輸入材の使用に戻っています。
コストの問題もあるかもしれませんが、国産材を使いたくても手に入らないという実情もあります。
木材は50年、100年という長い年月をかけて育てられます。しかも、建築業界と同様、林業も担い手不足に直面しており、急激に出荷量を増やすことは困難です。
だから、国産材や県産材を使いたくても、使えない。
永家舎ではウッドショックよりはるか以前から県産材を使用してきました。そのため、ウッドショックの最中も、そして今も、木材の入手に苦労することはありません。
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もちろん、お客さまの中には輸入材で建てられた家や鉄骨の家にお住まいの方もいらっしゃいます。
しかし、リノベーションにあたって県産材を使用することで、住まいの中に少しでも福井の空気を感じられるようになるかもしれませんね。
県産材を使った住まい、木材にこだわったリノベーションなら永家舎へご相談ください。