リフォームとリノベーション。この違いをご存じですか?
どちらも一般的によく使われる言葉ですが、その違いをきちんと理解している人は多くはないかもしれません。
設備の交換や内外装の張り替えなど、老朽化した部分を本来の状態に戻すための工事が、一般的にリフォームと呼ばれています。
一方で、リノベーションとは間取りの変更や構造部分への介入など、住まいの価値を積極的に高めていく工事のことをいいます。
ただし、永家舎としてはリフォームとリノベーションをそこまで明確に分ける必要はないと考えています。
たとえば、キッチンの交換のような小規模なリフォームであっても、そこには大きな可能性が秘められています。
使い勝手の悪かったキッチンを改修し、LDK全体のあり方を見直すことで、家族との会話が増えるかもしれません。今までよりも、料理を楽しめるようになるかもしれません。
さらに、キッチンの改修だけでなく脱衣所や浴室までを一体的に考えることで、断熱性能の向上や家事動線の改善という付加価値も生まれます。
さらに、これからは築年数の浅い物件の改修需要がますます増えていくと考えられます。新しい物件であれば、なおのこと純粋な機能回復以上の付加価値が求められます。
たとえば、デジタル化への対応や在宅ワークスペースの確保、省エネ性能の向上など、現代のライフスタイルに合わせた改修、近い将来を見据えた提案が必要になってきます。
物理的な改修を超えて、どのような暮らしの価値を提供できるか。それは、私たちにとっても新たな挑戦といえるかもしれません。
ひとつの空間が快適になると、人はさらなる快適さを求めるようになります。改修した部分と古いままの部分の対比が、新たな改修の必要性を浮き彫りにすることもあります。
だから、「キッチンを新しくしたい」というご相談だったのが、話をしていくうちにLDK全体の改修になることもあれば、キッチンを入れ替えるついでに洗面や浴室も新しくしようという話になることもあります。
ただきれいにするのではなく、“価値を高める改修”があること自体、そもそも知らなかったという人も多いでしょう。
ちょっとしたリフォームであっても、単なる修繕や美観の回復にとどまりません。今の住まいにある可能性を引き出し、新しい暮らし方を探るための作業であると、永家舎は考えてます。
価値を高めるリフォーム・リノベーションは、ぜひ永家舎にご相談を。そこから始まる暮らしの変化は、想像以上に大きな喜びをもたらしてくれるはずです。
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