ひと昔前のオフィスといえば、ただ“日々の業務をこなすための場所”であり、部署ごとに灰色の事務机がずらりと並んだ、灰色の空間でした。
時代は変わり、最近増えているのが個々の座席を固定せず、その日の作業内容や気分に合わせて席を選べる『フリーアドレス』というワークスタイルです。
福井県庁でも、柔軟で効率的な働き方を推進するため、フリーアドレスを取り入れているのだとか。
もちろん、職種によってはフリーアドレスが難しい場合もありますが、働き方が多様化しつつある今、「とりあえずオフィス環境を変えてみよう」と考える企業も増えています。
「人は人生の3分の1を布団の上で過ごしている」といわれていますが、それと同じだけの時間を会社で過ごしているという方も少なくないはずです。
それならば、家族でのんびりと過ごすためにLDKを整え、質のよい睡眠のために寝室を整えるのと同じように、長い時間を過ごすオフィスも居心地よく、心身がリラックスできるような空間であるべきではないでしょうか?
そもそも、居心地のよいオフィス環境とはどういうものなのでしょうか。
たとえば、最近注目されているオフィスの木質化。オフィスに限らず、公共施設などでも木質化は進んでいます。
ここでいう木質化とは、木造でつくるということではなく、無垢の床や板張りの壁・天井など、内装に木を取り入れるということ。
したがって、鉄骨造や鉄筋コンクリート造でできた建物であっても木質化は可能です。
むしろ、冬の寒さが堪える鉄骨やコンクリートを使っているからこそ、無垢のあたたかみがほしいですよね。
木の香りにはリラックス効果があるので、内装に使用することで心理的・身体的なストレスを緩和してくれるというメリットも。
そのほか、心地よいオフィス空間をつくるためには、色や素材選び、ゾーニング、オフィス家具のデザインやレイアウトなど、さまざまな部分に目を向ける必要があります。
オフィスを建て替えるのでなく、リノベーションするメリットといえば、 “新しくする場所”と“そのまま使う場所”にメリハリをつけられるので、コスト調整をしやすいという点。
たとえば、執務のためのフロアはきれいにするけれど、倉庫などには手を加えない。歴史のある企業なら、雰囲気は一新するけれど、あえてどこかに古さを残すなど。
オフィスが新しくなっても、会社の歴史として残しておきたい部分は残しておける。それも、リノベーションの醍醐味です。
住み心地満足度98%。心地よい暮らしに重きを置く永家舎だからこそ、実現できるオフィス空間がきっとあります。
暮らすように働ける。そんなオフィスを、私たちと一緒につくってみませんか?
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