全国的にみても多世帯同居の多い福井県ですが、時代の流れにともない、核家族世帯の数は長年の間に少しずつ上昇してきました。
これまで数多くの二世帯リノベを手がけてきた永家舎でも、それは身をもって実感していたところです。
ところがここへ来て、多世帯同居を選択するご家族が、再び増えているようです。
その理由はおそらく、「将来への不安」。
コロナ禍による社会の変化。
エネルギー価格や物価の高騰。
さらに、建築費は高騰を続け、住宅ローンの金利もいつ上がるかわからないという状況下において、これまで以上に将来に対し慎重になっている人が増えているのでしょう。
ここ福井県では、子どもの数こそ昔に比べて減少してはいるものの、全国平均から見ると出生率はまだまだ高く、まわりを見回せば子どもが3人というご家庭も決してめずらしくありません。
さらに、福井県は共働き世帯が多いというのも、よく知られた話です。
子どもの数、共働き。これらはいずれも多世帯同居の多さに起因しているもので、両親と一緒に暮らしているからこそ「安心して子どもを産める」「仕事にも復帰できる」。
今の不安定な世の中において、そういった安心感がこれまで以上に求められているのかもしれませんね。
もちろん、同居生活は必ずしもよいことばかりではありません。
これまで赤の他人だった人同士が一緒に暮らすのですから、当然、不自由もあるはずです。
そんなストレスや不満を積み重ねていかないために大切なのは、親世帯と子世帯がいかによい距離感を保つかということ。
そしてそれは、二世帯住宅をどのように計画するかによって、ある程度は解決できる問題であると、私たちは考えています。
必要な距離感は、その人・そのご家庭によって違います。
二世帯住宅へのリノベーションをご検討中の方。二世帯同居をお考えの方。
ストレスのない、ちょうどよい距離感の二世帯住宅なら、経験と実績豊富な永家舎へご相談ください。