家づくりというのはただ建物をつくるのではなく、ご家族の暮らしをつくることでもあります。
だからこそ、当社では家づくりにかかわる社員たちも家庭を大切にし、暮らしにゆとりをもっていなければならないと考えています。
とくに、建築・住宅業界において女性が家庭と仕事を両立させるのは難しいことです。
しかし、家づくりにおいて女性目線はとても大切。だから、永家舎では“女性が働きやすい環境づくり”にも積極的に取り組んでいます。
永家舎で実施設計を担当する大塚は、二度の育休を経て設計の仕事に復帰しました。
最初のお子さんの育児休業後は、小さな子どもを抱えてのフルタイム勤務でした。
その後、社内に時短勤務の制度ができたため、今は9:00〜16:30の時短で働いています。
通常は毎週水曜日と火・日隔週で休みのところ、大塚の場合は子育てへの配慮として水曜・日曜を定休としています。
大塚自身も育児休業中に資格を取得するなど、産前・産後も仕事に対し意欲的でした。
本人の気持ちはもちろん、せっかくの能力を出産・育児を理由に失ってしまうのは、永家舎としても大きな損失です。
時短勤務となれば、当然ながら受け持つ物件の数は少なくなりますが、正社員なので昇給もあります。ただし、仕事に対する責任はともないます。
そういった部分も含め、子育て中の大塚にとってはこれが理想の働き方であり、永家舎にとっても女性の能力を活かすことができるという意味で、時短制度はうまく活用されていると考えています。
さらに、女性の設計士が結婚・子育てを経て復帰するのは、主婦として・母としての経験が提案力を広げることにもなりますから、お客さまにとってもメリットがあるのではないでしょうか?
子育てが終わる頃には、一級建築士の受験に挑戦したいという大塚。
これまでのキャリアを見込み、現在では時短勤務で設計をしながら、マネジメント業務にも携わっています。
一企業として女性の活躍を推進することで、今後もより多くのご家族の暮らしをデザインしていければ幸いです。