こんにちは。
工務課の宮川です。
今回はシロアリについてお話します。
先日、とあるお客様のお宅へ
床下の調査に伺いました。
床のふわつきがあるので
一度見て欲しいとの事で,
シロアリ駆除の業者さんと訪問しました。
畳をめくり杉板を外し
「つなぎ」に着替え床下に潜り込み
調査していきます。
古い建物は防湿コンクリートも
打っていない場合が多く、
今回のお宅も同様でした。
砂利敷きの中、狭い空間を
ほふく前進でくまなく調査。
シロアリがいないか、被害が無いか、
床下の換気、湿度はどうか?
基礎の状況はどうか?
福井県の場合は 例年GW明けから
シロアリの繁殖期が始まり、
5月20日前後がピークだそうです。
ただ、気温や環境によって時期が変化し、
つい2〜3日前に羽アリ(新しい成虫)が
発生した報告があったそうです。
今回は幸いにして
シロアリの被害は見られませんでした。
床下の環境も良好でした。
しかし、時にはシロアリの被害が
深刻な場合もあります。
大黒柱の腐れ、
時には2階の梁までも
シロアリに食い荒らされていることもあります。
永家舎では設計の申し込みを頂いた後、
住まい診断として床下の調査や
瓦の点検を行います。
点検だけではすべての部位が
確認出来るわけではありませんが、
被害の拡大を防ぐ為、
点検、調査による早期発見は
必要だと考えています。
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