『木の家ではよく眠れるという話は本当?』
これついて実際の試験によりわかってきたことがあります。(参照:木の家の健康を研究する会)
木の家は、心身をリラックスさせる香り成分が豊富で、温度、湿度を調整する効果があることは科学的にも明らかになってきています。
睡眠環境としてもオススメしたい木の家について、非木材の家との比較試験が行われました。
内装材に無垢材を用いた
木の実験棟(A棟)と
非木材の実験棟(B棟)にそれぞれ一晩宿泊し、
・睡眠中の脳波
・心電図
・血圧
・脈拍
・睡眠時の活動量
・温度
・湿度
を測定し、起床時の睡眠感の評価を行いました。(睡眠時間8時間)
B棟に比べ、A棟では深い眠りは36分多く、浅い眠り(レム睡眠)は18分少ないという結果になりました。
無垢材を用いた木の実験棟(A棟)がより良質な睡眠を提供できる空間である事がわかりました。
1日の睡眠時間を8時間とした場合、私たちは
人生の3分の1は睡眠しています。
90歳の方なら、30年は睡眠しています。
限られた時間の中で睡眠の質を向上させることが、実は人生を豊かにするのではないかと思っています。
家にいる時間を仮に12時間と考えた場合、
人生の2分の1を家で過ごします。
だからこそ、
少しでも人に優しい素材や安心できるものに囲まれて過ごすことが、とても大切なのだと思います。
食べ物の産地を気にするのと同様に、人を囲む住まいの素材にも安心・安全な素材は何なのか、ぜひ一度確認してみてください。
「木の家」の健康を科学する その1(内装材に無垢材を使用すると、落ち着いた気持ちになる?)はこちら