リノベーションの御相談のなかで、
「LDKに横になれる小上がりスペースがほしい。」
「赤ちゃんを寝かす畳コーナーがほしい。」
「でも、我が家のLDKは狭いから無理かな・・・」
という会話がよく出てきます。
私の想いでは、むしろ狭いLDKの時にこそ小上がりスペースを御提案しているので、事例を御紹介します。
和室の続き間と縁側をLDKにリノベーションした
約25帖のLDK。
小上がりスペースがなくても、さすがにゆったりとくつろげそうですね。
ソファをおいても、床座でもくつろげます。
DKと茶の間・廊下の壁を撤去し、小上がりスペース6帖を含めた約17帖のLDKにリノベーション。
ご希望が対面型キッチンに大型テーブル、ソファ、薪ストーブ・・・でしたが、
6帖の小上がりスペースを中心にテーブルと薪ストーブを繋がりよく計画しました。
テーブルは足が短いちゃぶ台と、通常の高さのテーブルを、木目を合わせ並べています。
小上がりの床は薪ストーブの暖かさを倍増させる為に、
温かみのある杉を採用しました。
こちらはご年配の方に御提案した、
畳の小上がりスペース4帖を含めた13帖のLDKです。
足の悪いお客様の為に、椅子でも畳からも使えるテーブルとしました。
小上がりのくつろぎスペースには、
椅子にすわった人との目線を合わせ、距離を縮める効果もあるのでオススメです。
狭いLDKに無理にテーブルとソファを並べ窮屈になってしまったり、段差のない畳スペースをつくると埃で悩まされる事もあります。
快適なLDKをつくる為に参考にしてもらえるとうれしいです。