前回ご紹介した八畳二間、離れのリノベーション。
(「リノベでつくる“帰りたくなる家”〜夫婦の居場所〜」参照)
そのリノベーションにおいて、ご夫婦の暮らしを一変させたもうひとつの要素。それは、薪ストーブでした。
新たに設置した薪ストーブは、ご夫婦の日々の暮らしを想像以上に豊かに変えていきました。
薪ストーブの管理は、冬だけでなく一年を通した活動になります。春になったら、山へ入って翌シーズンのための木材を集め、持ち帰った木材を額に汗をかきながら割り、できた薪を乾燥させて、冬に備える。
このオフシーズンの一連の作業が、アクティブなご夫婦には合っていたようです。
薪ストーブはお二人の新たな趣味として、そしてこれまで単独行動の多かったご夫婦の共通の時間として定着していったそうです。
休日の昼間はトレーニングやヨガに精を出し、日が落ちて肌寒くなってきたらストーブに火を入れて、暖かな部屋でゆったり過ごす。ゆらゆらと揺れる炎を眺めていると、仕事とトレーニングで疲れた体も自然と緩んでいきます。
(「“おじいちゃんの家”に心地よさを感じる理由」参照)
半年間、手間暇かけて薪を集め、残りの半年間は炎を眺め、薪のはぜる音を聞き、香りを楽しみ、そして体の芯から暖まる。
この冬も、ご夫婦で薪ストーブの火を眺めながら、のんびり過ごしていらっしゃるのでしょうか。
エアコンとは違い、輻射熱で部屋全体をむらなく暖めてくれる薪ストーブ。
そんな薪ストーブは暖房器具としてももちろん優秀ですが、それだけではありません。
年間を通して楽しめる趣味として、暮らしをブラッシュアップする道具として、そして味わいあるインテリアとして。
そんなふうに、私たちにあらゆる価値を提供してくれるのが、薪ストーブです。
毎日の暮らしに、何か物足りなさを感じている方。今の暮らしに、何か変化がほしいとお考えの方。リノベを機に、ご自宅へ薪ストーブを導入してみませんか?
自宅で薪ストーブを囲んで過ごす時間は、忙しい毎日を送る皆さんにとって、きっとかけがえのない余暇となるはずです。
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