過去に、仮設で生活しながらリノベーションする方法を、実例を交えてご紹介したことがあります。
» リノベーション工事期間中の仮設での生活って?【Part1】
» リノベーション工事期間中の仮設での生活って?【Part2】
しかし、快適な生活環境に慣れた人たちにとっては、その実態は地震被害による仮設住宅の暮らしに近い、やや過酷な環境となることも。
もちろん、真夏や真冬を避けた比較的暮らしやすい時期に工事を行うことになりますが、それでもペットや赤ちゃん、妊婦、高齢者のいるご家庭では、工事中の環境変化がご家族にとって大きなストレスになってしまう可能性があります。
もう少し大規模な工事の場合、生活に必要な最低限の空間を自宅内に確保しながら、1期工事でLDKと水回り、2期工事で2階部分というように、区画ごとに工事を進めていく方法もあります。
工事期間はその分だけ長くなってしまいますが、慣れた環境で生活しながら工事を進められるという点ではメリットが大きいといえるでしょう。
問題は、いずれの方法をとるにしても、自宅にある程度の広さが必要だということ。
そもそも建物が大きく余っている部屋がたくさんあるとか、敷地内に納屋や車庫など別棟の建物があるというのであれば、工期分割も仮設の設置もさほど難しいことではありません。
しかし、小ぶりな家を何か月もかけてフルリノベーションするとなると、工事の音や振動、人々の出入り、さらには生活空間の狭さといったストレスが日々積み重なり、心労の原因となってしまうことがあります。
その場合は、一時的にご実家へ戻られるか、アパートを借りて仮住まいすることをおすすめしています。
ただし、賃貸の場合は短期契約を好まない大家さんも多く、仮住まい探しにも結構な労力が必要ですから、永家舎では系列の不動産会社『エーシン』で、仮住まいされるお客さまのサポートを行っています。
自分たちで不動産会社をまわり、説明して部屋を探してもらうという一連の作業が不要になるため、仮住まいのわずらわしさも少しは軽減されるのではないでしょうか。
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