リフォームやリノベーションの相談に乗っていると、「収納が少ないんです」という悩みの声がよく聞こえてきます。
実際、古い家は収納スペースが乏しく、しかも使いにくい。和室の押入れしかないとか、2階に納戸がひとつだけとか。
(『収納の進化、暮らしの変遷』参照)
だからといって、家の中が片付かない原因が収納の量だけにあるとは限りません。「収納が少ない」から片付かないと思っていたら、実は「モノが多すぎるだけ」ということも往々にしてあります。
たとえば、モノを買うのは好きだけど、手放すことが苦手という方。こういう方の場合はいくら収納を増やしても、それに比例してモノも増えていきますから、永遠に家の中が片付かないという悪循環に陥ってしまいます。
そうではなく、本当に収納が少なかったり、使い勝手が悪かったりするのであれば、おそらくリフォームやリノベーションで解決できます。適切な収納計画を立ててリノベーションすることで、家の中が驚くほどきれいに片付くかもしれません。
まずは、自分の生活空間を客観的に見つめ直すことから始めましょう。
使っていないものが部屋を占領していないか。納戸の中に、何年も引っ張り出していない何かが眠っていないか。そもそも、どこに何が入っているのか、きちんと把握できているのかどうか。
このように“モノと空間の関係”を見直すことが、本当の意味での片付けの第一歩となります。
そして、必要に応じて断捨離も行いましょう。これは、ただモノを減らすだけでなく、自分にとって本当に必要なものは何かを見極める重要なプロセスでもあります。
永家舎では、お客さまにいわれるまま収納を増やすのではなく、お客さまの話を丁寧に掘り下げ、そのうえで個々の生活スタイルに合わせた収納計画をご提案いたします。
自分らしい暮らしを実現するため、まずは自分の生活を見つめ直してみませんか?
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