『木の家は作業課題にどういう影響を与えるだろうか?』
これついて、実際の試験によりわかってきたことがあります。
(参照:木の家の健康を研究する会)
木の家は作業課題にどういう影響を与えるだろうか?
無垢材(天然木そのものを使った素材)と
非無垢材をそれぞれ内装に使った2部屋で、パソコン課題(視覚刺激弁別課題)と呼ばれる実験を男性15名・女性15名ずつに受けてもらいました。
この課題は、まず部屋の中で安静にした状態で椅子に腰かけてもらいます。
PCモニターに次々とランダムに現れる図を見て、あらかじめ正解であると示している図の時のみ、
マウスを素早くクリックする方法で回答してもらいます。
その時の誤答率と反応速度を調べました。
30分程度の課題をこなしてもらった結果、
無垢材を内装に使った部屋では、
誤答率が低く(正答率が高く)、反応速度も速いという結果が得られました。
このことから、
無垢材を内装に使った部屋では、集中力が高く保たれていることが分かりました。
また、部屋に入った印象を答えるアンケート結果では、
無垢材を内装に使った部屋でリラックス
効果を示唆する回答が得られました。
木の内装は、仕事場や勉強のスペースに使われていることに向いていると言えそうです。
永家舎の展示場は、無垢材を内装・外装共に、使用しており、
1階が自由に見学して頂ける展示場となっており、
2階がスタッフの事務所になっております。
もちろん、2階部分も内装材に無垢材を使用しており、木に囲まれた空間となって
おります。
自然素材に囲まれた落ち着きのある場所で、リラックスしながら、お仕事が出来ています。
今ご自宅でお仕事をしたり、お子様が勉強する時間が増えたかと思います。
このような木材を使った作業スペースを取り入れるということが、住まいづくりのポイントの一つになってくるかもしれませんね。
住む人が快適に暮らすためには、素材へのこだわりも大切ですね。