こんにちは。
工務課の宮川です。
今回はたまたま同じ日に
解体工事が重なったので、
その事についてお話しします。
リノベーション工事の場合“スタート”と言うと、
多くの場合は解体工事から始まります。
解体工事と言っても、大型の重機を使い
建物を全て壊して更地にする物ではなく、
構造材や基礎・屋根などを残す解体や、
人の手によって解体する、
いわゆる“手壊し”がほとんどです。
先ず、
解体前に壊さない部分の養生や
目張りをしていきます。
その後処分する建具やキッチン等を取り外し、
いよいよ壁や天井をめくっていきます。
各自手際よく壊していく様子を見ると
頼もしさすら感じます。
築年数や地域にもよりますが、土壁や笏谷石の基礎の
解体などは土埃にまみれ、数人がかりで石を持ち上げ
トラックに積み込む作業などもあり、とても大変です。
今年は雪害や台風被害等で解体業者は
とても忙しいです。
昔から
「キツイ、キタナイ、危険」などと言います。
どこか強面なイメージもあります。
ですが、
どの方も安全第一でチームワーク良く、
プライドを持って仕事をしています。
壊す作業に残す作業が相まっていますが、
丁寧な養生はその表れだといつも思います。
お陰様で今回の解体工事も無事に終了しました。
お客様もとても満足そうでした。
お疲れ様でした。
工務課 宮川