こんにちは、営業プランナーの徳丸です。
今日は外壁のメンテナンスについてお話します。
私たちは仕事柄、お客様の住まいを見させてもらう機会が多いのですが、
お住まいのメンテナンス周期をご存知でない方々が大勢いらっしゃいます。
外壁ですと新築してから10年置きに表面の塗替えをすることが重要だと一般的に言われていますが、
部位や使われている材料によってその周期は異なってきます。
しかしながら、ご自宅の外壁の塗替え時期が来ているかどうかなんて素人にはわからない!と感じている方もいらっしゃるかと思います。
実は、誰でも簡単に外壁の自己診断ができる方法があります!
それが下の写真↓
外壁表面に触れた時に
手に白い粉状の物が付着することがあります。
これは外壁が汚れているのではなく、
外壁塗膜の劣化現象の1つで
チョーキングと呼ばれ、経年変化により塗膜内にある樹脂の結合力が低下し、
塗膜の中にある白色顔料が塗膜表面から粉の様に消耗していく現象です。
チョーキングは外壁表面に触れるだけでわかるので、建築の専門知識がなくても簡単に確認することが出来ます。
このチョーキングを放置しておくと外壁塗膜にヒビが生じてしまい、外壁自体にもヒビが発生してしまいます。
そこから雨水が外壁に侵入し雨漏りの原因となります。
更にヒビ割れが進行すると、外壁素材が破壊され外壁の剥がれ等が発生してしまいます。
ここまで進行してしまうと外壁としての機能が果たせなくなり、
最悪の場合、外壁の張替え等が必要になってしまいます。
このように塗膜の劣化は建物に大きな影響を与えますので早めの塗替えをオススメします。
30年以上メンテナンスがされていない外壁の場合、表面塗装を行っても手遅れの場合があるので注意が必要です。
外壁を全面張替えようとすると、塗替えた場合の3倍以上の費用が掛かってしまうケースもあります。
早期にメンテナンスを行うことでメンテナンス費用も最小限に抑えることが出来ます。
こまめなお手入れを心掛けることで大切なマイホームを守りましょう!