こんにちは、営業部 竹内です。
今回も断熱改修、特に「間取り計画や改修範囲」に関して、気に留めておきたいポイントをご紹介したいと思います。
(前回までの記事はこちらから)
断熱リノベで、快適な暮らしを手に入れる
意外と簡単でおすすめ、窓の断熱改修
床の断熱改修
まずリフォーム・リノベーションをする際は、
平面的な断熱ラインを意識することが大切です。
下の画像のように、
断熱ラインが一筆書きで完結していることが重要なポイントになります。
なお、リノベーションの際は躯体まで解体して断熱施工することで断熱性を確保できますが、家全体で行うとなるとかなり本格的な改修工事になってしまいます。
よって事例のように解体施工範囲をメインの生活空間に絞って施工することがおすすめです。
さらに、平面的な断熱ラインに加えて
断面的な断熱ラインも意識することで、効果的な断熱改修になります。
では
「断面的にも平面的にも断熱性能が良い形状」とはどんなものでしょうか?
簡単に言うと、
「空き缶や魔法瓶のように隙間や凹凸が少なく、一つながりの状態」です。
つまり一階に屋根が多い家より、一階に屋根が少なく1・2階が同じ形状の方が、少ない断熱材でより性能が上がりやすいといえます。
単純に断熱性能だけを考えるとそのような形状になってしまいますが、リフォーム・リノベーションは特に既存の状態や間取りによってさまざまな断熱改修方法がありますし、お客様が求めるものに合わせ、さまざまなアプローチが考えられます。
疑問点やさらに詳しく気になった点があれば、気軽にご相談ください。