桜のつぼみが、いよいよほころびはじめました。春の陽気に誘われて散歩に出かけたくなる日も増えてきましたね。
賃貸や売買が中心の不動産業界では年明けとともに繁忙期に入り、転勤や新入学目前の3月後半には落ち着くといいますが、リフォームやリノベーションの需要は春の訪れとともに件数が増えてきます。
もちろん、「暖かくなって活動しやすくなるから」というのもありますが、理由はそれだけではありません。
まず、「大雪のあとは家に不調がでやすいから」というのも理由の1つ。
今シーズンの雪は例年に比べると大したことありませんでしたが、大雪の年などは玄関、窓、室内ドアや引き戸などの建具が動かなくなるといった事態も発生します。
これらの不調は、雪の重みによって建物にゆがみが出てしまったことに起因するもの。
動きが悪いと思ったら、建具屋さんやサッシメーカーに調整してもらう必要がありますので、すぐにご連絡ください。
この時期にリフォーム・リノベーションが増える、2つ目の理由。
冬の間は外出が減るため、どうしても家のなかに関心が向いてしまいます。
収納の不便さが気になったり、ふと壁紙の剥がれや汚れに目がいったり。これまで意識していなかった部分がクローズアップされてしまうようです。
コロナ禍で“おうち時間”が増えてDIYブームが起こったのは、その最たる例でしょう。
また、冬の寒さも居住環境を見直すきっかけとなります。
この数年は暖冬傾向にあるものの、1〜2月のピークには底冷えするような日も多く、「寒くて耐えられない」「お風呂やトイレに行くのもイヤだ」と、断熱工事を視野に入れながら冬を越されるご家庭も少なくありません。
暖かいリビングに自然と家族が集まってくるので、将来を見据えて、家の建て替えや改修の話が出ることもあるでしょう。
話題にのぼるということは、今のお住まいに何らかの不便を感じているということ。
そうであれば、リノベーションのタイミングは早ければ早いほど問題の早期解決ができ、長期的なコスト削減にもつながります。
時期を逃せば、また1年、2年と不自由な生活がつづくでしょう。
タイミングを逃さないためには、冬の間にできるだけ情報収集しておくことが大切です。
寒いと外出が億劫になりますが、そんな時期だからこそ展示場でリノベーション後の家の暖かさを体感したり、いろいろな会社の話を聞いたり。
そこで目星をつけておいて、春になったら計画をスタートする。これが、最適解ではないでしょうか。
もう暖房を使う時期は過ぎてしまいましたが、まだ少し寒さが残る今なら、真冬の不便さ・不自由さも記憶に新しいはずです。
今からリフォーム・リノベーションへと動き出せば、余裕をもって次の冬に備えることができますから、あなたがこの冬どう過ごされたのか、次の冬はどう過ごしたいのか、ぜひ永家舎にお話を聞かせてくださいね。