先日、リノベーションと住宅ローンについてお話しさせていただきました。
→資金計画はもうお済みですか?(
https://www.e-uchiya.jp/diary/useful_blog.php?blog_id86=1263)
できるだけローンは組みたくない、自己資金だけでリノベーションしたいという方は多いと思います。
しかし、先日の記事を読んで「住宅ローンには、それなりにメリットもあるらしい」と感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
本日は、リノベーションで住宅ローンを利用するメリットについて、改めて説明していきたいと思います。
自己資金よりも、住宅ローン。
私どもが住宅ローンの借り入れをおすすめする最大の理由は、『団信』です。
団信とは団体信用生命保険の略称で、ローンの契約者が死亡したり、高度障害(病気・けがにより身体に一定の障害が残ること)になったりした場合には、住宅ローンの残債がすべて保険金により支払われます。
仮に、預貯金を自己資金としてリノベーションしたとします。ご主人の身に何かあった場合、ご家族には家は残りますが、預貯金は残りません。
しかし、住宅ローンを利用すれば、万が一の不幸があった場合でも家と預貯金の両方が残り、住宅ローンの返済義務はなくなります。
このように、団信という保険により守られているという安心感から、50代以降の方であっても住宅ローンを利用して家を建てたり、リノベーションしたりする方が増えているのです。
また、生命保険の場合は満期になって一時金を受け取ると、受け取った金額に対し所得税が課されますが、団信の場合は所得税の納税義務もありません。
住宅ローンを契約し、団信に加入するのを機に、現在の生命保険の契約内容を見直してみてみるのもよいかもしれませんね。