本日はリフォームやリノベーションの際に使えるローンについて、お話させていただきます。
クロスの張り替えや便器・洗面台の交換など、ちょっとしたリフォームなら現金で支払うという方も多いかもしませんが、数百万円、数千万円という大規模な工事になると、ローンを利用する方がほとんどではないでしょうか。
どこの金融機関でも、『リフォームローン』という住宅の増改築で利用できるローン商品を取り扱っています。
しかし、リフォームローンは担保が不要で借入しやすい反面、借入できる上限金額が低く返済期間が短いため、大規模なリノベーションには不向きです。
金利も高いので、一般的にはリフォーム・リノベーションであっても住宅ローンを利用します。
たとえば、2,000万円を25年返済で借り入れたとしましょう。
金利0.65%の住宅ローンなら、月々の返済額は約7万2千円、総返済額は約2,167万円です。
これが金利2.4%のリフォームローンになると、月々の返済額は約8万8千円、総返済額は約2,661万円。
500万円近くも、総返済額に差が出ることがわかります。
それでは、どういう場合にリフォームローンを利用するのか?
たとえば、抵当権がついているなどの理由で自宅を担保にできない方。リフォームローンなら、無担保での借り入れが可能です。
そのほか、持病があって団信(団体信用生命保険 )に加入できないため、リフォームローンを利用される方もいらっしゃいます。
とくに今は住宅ローンも金利が低いので、自己資金をお持ちの方にも借入をすすめることが多いです。
大規模なリノベーションになると、手持ちの資金の中で“したい暮らし”を叶えることは難しく、いくらか借り入れすることで“したい暮らし”に手が届きやすくなるからです。
契約者に万が一のことがあっても、団信でローンの残債が完済され、手元に現金が残るという点も安心ですね。
団信のメリットが大きいので、最近では若い方に限らず50代以上の方でも住宅ローンを積極的に利用される方が増えている印象です。
リフォーム・リノベーションの資金について、くわしく知りたい方は永家舎までお問い合わせください。
https://www.e-uchiya.jp/form/contact.php