こんにちは!建築デザイナーの吉田です。
みなさまいかがお過ごしでしょうか?
ついに!ついに!布団が私を離してくれない時期に突入!
私は朝起きるために目覚ましと繰り返し格闘しております。
さてさて、突然ですが最近の新築事情では、
リビングの一角に畳コーナーがあることが多く、和室というものが減ってきました。
おばあちゃん家の匂い(畳の香り)を感じられることが少なくなってきましたね。
住まいの暮らし方や好みに合わせて変わってきていることが原因でしょうかね…。
そこで今回は、
畳についてお話していきます!
皆さんが思っている以上に機能的で優秀なんですよ〜!
まず、
原料はご存じでしょうか?
一般的に畳には
藺草(イグサ)というものが使用されております。
では、この藺草はなぜ畳に使われているのでしょうか…?
ここで畳をのぞき見!
1.高い吸湿能力
藺草には高い吸湿能力があり、
湿度が高い時は湿気を吸い取り中に蓄えます。
部屋が乾燥してくると、
内部に蓄えた水分を放出し、湿度を調節します。
高温多湿の日本の暑い夏にべとつかずサラッとしています。
2.精神沈静作用の効果がある
藺草の香りは
「フィトンチッド」という成分によるもので、
精神沈静作用があり、森の木々が発散している成分と同じものです。
畳の匂いが落ち着くといわれる所以です。
睡眠の質も向上するので、寝室に用いてもいいですね!
また、その他に見た目にも変化があり、
経年変化によって若草色から黄金色に徐々に徐々に変化し
味になっていきます。
このように藺草畳には魅力がたくさんあります。
しっかりお手入れすることにより、
機能面でも長持ちします。
(お手入れ編はまた後日お話ししますね)
当社、永家舎の展示場でも畳の魅力を存分に感じることができますので、
ご興味があれば是非お越しください!
展示場ページはこちらから