現場日記

解体・構造補強・断熱対策

工務スタッフ:
RENOVATION DATA 民家再生
M様邸
越前町
工期予定
5ヶ月
施工面積
55.24
築年数
90年
家族構成
ご夫婦(40代)、子3人

ハーフリノベーション

リノベ前の問題点

・北側のダイニングが暗い
・トイレの位置が玄関を挟んだ向こう側にある
・子ども達が大きくなり、3姉妹それぞれに勉強部屋を用意したい
・玄関が古い
・外壁・瓦の痛みが気になる

リノベ後の改善点

・LDKは日当たりの良い南東側に。中と外が繋がる屋根のあるウッドデッキを新設
・動線を考え、LDKから洗面・干場・脱衣室・着替え室・寝室まで行き来できる間取りに
・夫婦の寝室は1階へ、2階に子ども部屋を3つ用意
・玄関には脇収納を計画。中外の印象が変わるように計画
・住まい診断を行い、優先順位を付けた提案
今回の現場は、水廻り全般を含むハーフリノベーションの工事です。
ハーフリノベーションは、使用頻度の高い空間を優先的にリノベーションし、あまり使わない空間はリフォームにとどめることで、コストを調節しながら快適な暮らしを手に入れることが出来ます。

まず、解体を行わない部分に余計な塗料などが付かないようシートで覆っていきます。



柱や基礎の解体も行うので、サポート柱や仮の筋交いで補強しながら作業を進めていきます。







浴室や台所回りでは、白蟻による柱・土台の腐食被害が見られました。



解体が終わり、基礎工事を進めていきます。
今回は間取りがガラッと変わるので、鉄筋を組み立てコンクリートで基礎をつくっていきます。





建物内部は調湿のために砂利敷きをしていきます。



床下には防湿シートを敷き詰めていきます。
また、家全体のカビ臭さを気にされていたので、調湿効果のあるダブルガードというマットを使用します。





基礎工事が完了して、いよいよ大工工事です。
まずは、梁補強を入れながら、仮に立ててあるサポート柱を新たな柱に入れ替えていきます。





同時に、筋交いや耐震補強の金物の取り付けを進めていきます。





床下は、変形することがない硬い床にし、その間に厚み90㎜のパイナルフォームという断熱材を入れていきます。
壁・天井にも同様に、断熱材を気密テープで目張りをしながら施工します。





今回、解体しない部分が多い為、一部の床については既存の床の上に断熱材を敷いて施工しました。

M様邸日記(越前町)
完成
完成
造作・仕上げ
造作・仕上げ
出会い・調査・ご提案
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