今年の3月に開催した「空き家になった祖父母の家を自分らしくオシャレに再生」の完成見学会。
両親の家と祖父母の家、どちらの家をリノベーションして暮らそうか?
と検討中のM様ご夫婦がお見えになりました。
最近では、空き家になった家を親族間で持て余して、お困りになられている方が増えているように実感します。
M様には実邸の見学会と展示場、さらに相続セミナー・収納セミナーなどに参加頂き、
検討をお手伝いさせて頂きました。
御家族との相談も行って頂き、次男の御主人様は、現在も住んでいる祖父母の家をリノベーション。
長男であるお兄様には、両親の家を引き継いで頂く事に決まりました。
祖父母の家は、
築90年の石場建ての民家。
外壁や屋根については、一度もメンテナンスしていない部分には雨漏れ被害があり、
獣の侵入やカビくさい匂いへの不満もあるようです。
外部の修繕に関しては、
福井の伝統的民家の助成金を利用していこうと思います。
内部は、御結婚当初に浴室廻りを一度リフォーム。
キッチンやリビングは、自分達で、建具や壁を白く塗装されていました。
見た目も素敵な流行りの家電などもあり、
民家暮らしというより
おしゃれでスタイリッシュな暮らしを望まれているように感じました。
奥様の為に、
キッチンと水廻り・干し場の導線を考慮。
さらに、干し場から着替え室・寝室への導線も計画します。
3姉妹の為に、脱衣所と洗面室は分離。
まだまだ、リビングで家族いっしょに暮らす事が多いそうなので、南東側には屋根のあるウッドデッキを計画予定。中とも外ともつながる中間領域をつくります。
リノベ後には、休日に家族でバーベキューを楽しむそうです。完成が楽しみですね!
さらに、リビングでの会話が弾むように、TVはLDKそれぞれから見やすい位置に配置する予定。
元々、お姉ちゃんたちの勉強机が並んでいたスペースは、家族で使えるワークスペースをつくります。
2階にお子様たちの子ども部屋をつくる事も今回の工事の目的のひとつ。
傷んでいた個室を断熱し、綺麗に住みやすくリフォームします。