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リフォーム・リノベーションで自然災害に備える

  • 耐震
  • 雨漏れ


近年台風被害をはじめ、豪雪被害、地震の被害、その他異常気象等、自然災害が頻発しています。
特に福井では、昨年の冬の豪雪は大変でしたね…
 
自然災害に対して人間は非力ですが、対策として自分たちが出来る事は確実にあります。
住まいづくりの観点から、今回は台風被害について出来る事をお話しします。
 
 
まず台風としては「豪雨」「強風」という二つの災害がありますよね。
そこに起因して停電、断水などの「ライフラインストップ」といった二次被害が生じます。
 
「豪雨」については去年の台風で、雨漏れの被害も多くみられました。
(弊社でも数多く対応させて頂きました。)
強風を伴う雨の場合、ちゃんと建てられたお家でも雨漏れすることがあるようです。
これは基本的に「雨は上から下へ降って来る」という想定の元、雨仕舞を考えて建てられているからです。
しかし台風ともなれば横向きで打ちつけてくる雨の場合も多いです。
そこまで想定して屋根や外壁の防水施工が出来れば、今後も心配や台風被害を軽減できるかと思います。
 
 
そして「強風」ですが、実は建物の耐震性に大きく関わってきます
簡単に説明しますと、
『暴風の中で、背丈ほどの板を倒れないようにずっと持っていてください』と言われると、困りますよね(笑)
恐らくかなりの労力を必要とすると思います。
かなり危険です。

 
建物を支えている構造材にとっても同じです。
家の場合、そのサイズ分の風圧を瞬間的に受けることになります。
屋根が瓦でも板金でも、建物形状によっては地震の力よりも台風の風圧の方が強くなる場合もあります。
 
いついかなる暴風に対しても、建物は耐えうる必要があります。
よって、強風に伴う風圧の力に耐えうる建物にしようとすると、それ相応の耐力壁が必要になってきます。
 
さらに詳しく言うと「建物の外壁の形状」「屋根の軒先長さ」といったことが、強風の際の建物対策プランを検討する際の重要ポイントになってきます。
 
 


我々プランナーは住まいづくりの際に、プランや使い勝手・見た目の美しさに加えて、必要な量の耐力壁をバランスよく配置してご提案しています。
またその為に「間取りや美しい見た目を我慢する」ということにならないよう、知恵を絞っています。
筋交いや耐力壁は見えないところで、住まいの安心を支えてくれています。
 
 
今回は台風被害に関してお話ししましたが、少しでも参考にしていただけますと幸いです。
また、その他地震や大雪の被害などでお悩みでしたら、気軽にご相談ください。
具体的な対策や、そのメリットをお伝えいたします。
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