解体後の状況はでは給水管は鉄管の為ボロボロになっていたので、すべてやり替えました。
和室の
束(ツカ:2階の梁の上や1階の床下などに立てる短い柱のこと)が一部
シロアリに食べられていた為、
全て銅製の束に交換しました。
構造的には特に問題はありませんでしたが、柱を抜く箇所が多々ありましたので補強が必要でした。
基礎は複雑に入り込んでいた為、
人通口を空けたり風が通るように問題のない箇所は一部壊したりもしました。
柱を抜いた場所は梁を入れて補強をしました。
雪国という事もあり補強材は少し大きめの梁を検討しました。
既存筋交いは細かった為、当初は一部使用する予定でしたがすべてやり替えました。
また制振ダンパーにて+αの補強も行いました。
断熱材について、床はパイナルフォーム(断熱材)を入れ
壁はイソベール(断熱材)+気密テープ貼り
天井はロックウール(断熱材)+気密シート貼りにて施工しました。
また、床の下地はそのままで断熱材だけを入れる施工も行いました。
こういった、
部屋ごとにリフォームとリノベーションを分ける事で予算内でしたい事ができます。